読み書き障害疑惑で専門医療機関を受診①思い立ったきっかけ

小学4年生

漢字が苦手過ぎるコースケは、昨日読み書き障害疑惑で専門医療機関の初診を無事に終えてきました。

現在、小学4年生で予約をとったのは約3か月前の小学3年生の終わり。まずは、なぜこのタイミングで受診を思い立ったのか、きっかけになった出来事がいくつかあるのでそのお話をしようと思います。

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テストの間違え方に違和感を覚えるようになった

リタリコジュニアに一年半ほどお世話になり、コースケは以前に比べると、本当にずいぶん形が整った文字を書けるようになって、枠内にもおさまるようになってきました。が、4年生という高学年を手前に新たな違和感と問題が出てきたのです。

①漢字の音と意味、形がつながっていない

この写真は本当に私が「あ、やっぱりダメかも…。もう一度受診できる所を探そう」と思ったテストなのですが、、

「せきたん」のところに「火岩」、「うんてん」のところに「車動」と書いてあります。「せきたん」も「うんてん」も何を聞かれているかはわかっている、そして真剣に答えようともしている。けれど、完全にイメージで書いているんですよね。さらにいうと「火」は「せき」とは読みません。同じように「岩」は「たん」、「車」は「うん」、「動」は「てん」という読みはありません。これを見るだけで

・問題に取り組む姿勢は真面目
・漢字の形と読みのつがなりを理解できていない

というのが分かってしまったんです。

横の海岸の「岩」はおそらく「これも『がん』て読むよね」ってな感じで、山とまだれまでは覚えていたのでしょうか。勉強も「宿題」とリンクしていたのでしょう。

さらにもう一つ、

「事」という字なのですが、テストで間違えて何かを見ながら答え合わせをしたはずなのに、なにかが色々刺さりすぎです(笑)となりの「配」も枠から飛び出していますよね。相づちは、本人は「心」を入れ忘れたと思ったようですが、そもそも「相」なワケですよ。キレイに書けてるけど。おやおや。。。と頭を悩ませました。

②書き写し間違いによる減点が増えた

もう一つ、学年が上がって顕著に問題になってきたのが「書き写し間違いによる減点」です。低学年の間は、国語のテストの文章題でも、問題自体に漢字が少なく、使われている漢字も画数が少なかったのですが、3年生の後半になると問題文自体に漢字が多くなり、画数の多い漢字も増えました。そうなると、問題文に漢字が使われている部分を抜き出して回答する場合、コースケはその漢字を書き間違えたり、ひらがなで書いてしまって減点になる、というケースが増えてきたのです。しかも、例えば「○○を聞いていたから」と書くところを「○○を開いていたから」と書き間違えるともう別の話ですよね。当然×です。

また、3年になって新たに加わった社会と理科では、問題に(地図などの)図形+文字があり、それを見て答える、という問題がほとんどで、それもまた正解は分かっているのに文字を書き間違えたり、「記号で答えなさい」と書いてあるのに記号のあとにかる名詞で答えてしまったり、という間違いが増えてきました。

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中学生ママからの忠告

上記二つも大きなきっかけですが、もう一つ。去年の秋にコースケの同級生が地方の小学校に転校していきまして、その子のお兄ちゃんが中学一年生でADHD傾向があり「療育経験はあるけれど診断は受けていないし、医療機関の受診もしていない」という現状でした。

その子のママから、年末に

「12月の個人面談で『字が汚い、忘れ物が多く、整理整頓に問題あり、で学力はどうにかなっても、このままでは内申点が足りなくて志望の高校には行けません』って言われた」と…。「こういう人たちは、早めにいろいろ対策しないとヤバいよ…。」と…。

ありがたいご助言をいただいたわけです。え?秋に転入したのに12月、しかも中1で「志望校に行けません」?

‥‥‥‥‥衝撃。。。。。。

私はこの話を聞いた時「合理的配慮」のことを思い出しました。おそらく、本人にどうしようも出来ない物事があった場合、そこで「ダメなやつ」と思われて終わりか、ワンチャン残るかの違いは「診断があるかどうか」ではないか、と思ったのです。

年齢が上がるごとに厳しくなる学習環境

と、いうわけで以上が私が「やはり専門医療機関を受診しよう」と思ったきっかけでした。本人のメンタルは年々落ち着いてきており、家庭内は平和になってきましたが、一方で、学習環境は厳しくなってきました。それから、本人も周囲と比較して出来ないことがあるということを受け入れ始めているので「今かな」と思うと同時に、そろそろ本人のためにも「頑張ってやっても出来ない理由」を渡したいと思いました。次回は「なぜこの医療機関を選んだのか」をお話したいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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