はい!
というわけで長すぎて3回に分けてお届けした合理的配慮、タブレット回答の最終回。
試験を受けたコースケの感想をお届けします。
英語「なにあれ、サイコーなんだけど!」
タブレット回答の試験は、英語が初日でした。
帰宅するやいなやの第一声。
英語の試験で初めて時間が余った!
初めて自分のスペルミスに気づけた!
初めて英作文で考える時間や見直す時間があった!
あぁ、良かった…。
前日までのイラつき、ムカつきが飛んで、私も最高に報われる瞬間です。
試験の結果はともかく。
試験の結果はともかく。
実は、英語でタブレット回答に臨んだのは、
LD当事者の大人の方が、コースケの答案用紙を見て
と強く、強く、勧めてくれたのがきっかけでした。
英語が出来なさ過ぎて心折れそうなコースケ氏。
先日など「やってもできないんだから英語なんてやらない」と言ったのですが
と。私は泣きそうになりました。
国語「初めて間違いを探せた」
国語の試験は「タブレット回答は良かったけど、内容は全然わかんなかった」と言われました(おい)
だそうです。
・・・・え?えーと…これまでは…?
・・・・え?えーと…これまでは…?
国語は、これまでが一体何だったのかと、気になるコメントのオンパレードで、何から突っ込んでいいのかわかりませんでした。
でも、考えることが出来たなら良かったのかな?
消すという作業が発生しないのがとにかくありがたかった
また、当事者ならではの視点だなと改めて感じたコメントがこちら。
私は、この話を聞いていてテストの時は相手に読める字を書く、ということにかなり神経を使っていることを再認識しました。
さらにこれまでは、字形を整えていたせいで時間が足りなくなっており、さらに消して書きなおすのを避けたくて見直しを怠っていた部分もあるかもしれないと思いました。
ただ、全科目タブレット回答にしたいかというと、それはまた本人の中で別問題だそうです。笑
コースケは
「こんなに負担が違うなら、もっと早くからお願いすればよかった…」
と言っていました。
交渉は大変な部分もあったけれど、実現して良かったです。でもやっぱりもっと早くやるべきだったのかな?とも思ったりして。。。いつも行動が遅い私・・・。
と、いうわけで以上になります!
交渉を考えている方の参考になれば幸いです!