漢字が苦手なコースケは、『すらら』というオンライン学習システムを使ってみました。
こんにちは、あさこです。
新型コロナウィルスの感染拡大防止のために突然休校になって3ヶ月。コースケの自宅学習の管理は大変でした。。。。。。。。いや、今も大変です。みんな大変だとは思うのですが…ほんと、大変です。
さて、遡ること2月頃、コースケには塾を検討していたのですが、突然の休校やら休業要請やら外出自粛やら密やらでご存知、世の中は大混乱!
当然塾の見学巡りどころではなくなり、しかし学習の遅れが気になったので以前から気になっていた『すらら』を活用してみることに。
で…結論を先に申し上げますと、すららは5月末で解約しました!
すららと言えば某TE●JINと並び、発達障害児に向いているという扱いのオンライン学習システムです。気になっている人も多いのでは?
そこで実際に学習障害児のコースケがすららを3ヶ月使ってみて、親目線から契約から解約に至るまでのレビューをお届けできればと思います。
長くなったので2つに分けています。辞めた理由だけ知りたい方はコチラ
オンライン学習システム『すらら』の良かったところ
残念ながら「コースケには向いていない」という結論が出たすららですが、もちろん向いている子にはとても良いシステムだと思います。ですから、ここでは私が思う、すららの良かった点、契約のきっかけになった点をいくつかご紹介します。
…解約する前にこの記事を書けば沢山キャプチャを取れたんですが…画像が無くてすみません(笑)
無学年方式・レクチャー動画あり
すららの大きな特徴のひとつである無学年方式学習。
学習が遅れているかも…という心配がある人や、家庭でどんどん先取りさせたい人には魅力ですよね。
すららのシステムの画面の中は、大きく「低学年用」と「高学年用」に分かれており、その中で細かく単元が分かれています。ですが、もちろんこの画面も行ったり来たりが自由。
それぞれ一応順路のようなものがありますが、基本的には本人が好きなところからとりかかることが出来るので、先取りの学習、復習はもちろん、何度も同じ単元を受けることが出来、使いこなせばかなりの情報量。
ユニットにはそれぞれタイトルが書いてあり、なんの学習にとりかかるのかも分かりやすくなっています。
また、それぞれのユニットにキャラクターがお話をしながら丁寧に教えてくれるレクチャー動画があり、その内容に連動した確認ドリルが用意されていて、ドリルを進めていて途中で間違いが多いとシステムが判断すると
のようなメッセージが表示され、理解を深めることができます。
素直にレクチャー動画に戻れば、ですけれども…(意味深w)
1つのアカウントでPC・タブレット両方使える
すららは、ネットにつないで、システムにログインして使うアカウント方式なので、一つのアカウントでPC、タブレットの両方を使うことが出来ます。
かつて試したことがあるタブレット教材は、専用の機器をリース(?)、購入(?)せねばならなかったのですが、自宅のPC、タブレットで受講できるのがありがたかったです。
高学年のエリアはキーボード入力が主な回答方法ですが、低学年の国語にはタブレットによる書き込みも出来、漢字のドリルも学年に関係なく書き込み入力ができるようなので、書き込みで学習できる教材を探している方にも良いかもしれません。
しかし、書字障害のコースケは以前、この某大手通信教育のタブレット学習で
理科・社会がある
3月に契約した時には国語・算数・英語しかなかったすららですが、この4月から理科と社会の扱いが始まりました。
私個人は、国語・算数はもちろん重要だけれども、小学生の理科と社会は、やった分だけすぐに点数に反映される内容が多いと思っているので、コースケに自信をつける意味でも契約前に問い合わせをして、4月から理科と社会があるというのを確認してから選びました。
コースケも、この理科と社会を楽しんだようで、解約する時も
「理科と社会だけ続けられないかな…?」
と、自ら申し出ました。
が、カスタマに問い合わせた結果、残念ながら「理科と社会だけというプランはご用意していない」とのこと。
もったいないですよね。
国語算数だけ塾に行って、理社だけ通信…って絶対に需要があると思うのですけれども。笑
すららの方、ぜひご検討ください。笑
比較的お財布にやさしい
詳しい価格は、公式ホームページを見ていただければと思いますが、個人的には、すららは比較的お財布に優しいと思います。
↓公式HP
https://surala.jp/home/price/
我が家が四ヶ月継続コース(を3ヶ月で解約するw)だったのですが、4教科でこの値段…。
さらに、標準の学習ユニットに加えて、漢字の特訓や計算ドリル、ミニテストや定期テストも受けられます。
きちんと使いこなせれば、安いくらいじゃないでしょうか。
きちんと使いこなせれば、(笑)
「すららコーチ」の存在
私にとって魅力的だったのは、この「すららコーチ」の存在でした。
すららは、遠隔でこのすららコーチが利用者の学習状況を把握しています。
契約当初は、学校の教科書の出版社の確認や、コースケのタイプの確認、声掛けの仕方などけっこう相談させていただいました。
また、このすららコーチにお願いすれば「学習計画」を組んでもらうことが可能です。
子供が苦手だと思われる単元を伝えると、その部分を強化できるようにどのユニットをやればいいのか、具体的にリスト化してくれるんです。
子供が小さければ小さいほど、なにかしら、親が手を出すと思うのですが、親が手を出すことを嫌がる子供も少なくないはず…。
コースケは間違いを指摘されることに過敏で不機嫌になったり、癇癪を起したり、
…てなわけで私が手を出すと、すぐにケンカになります。(苦笑)
その点、良いことも悪いことも「すららコーチがこう言ってたよ」とあくまで、主語をすららコーチに出来るのはとてもありがたいですし、通信教材は、届いたら自己管理が必須なものが多い中で親が手探りで利用方法を考えなくても良いのはとても良かったです。
学習計画と履歴をすぐ確認できる
すららの管理画面では、学習の履歴を簡単に確認することが出来ます。
1つのアカウントで、端末を複数使うこともできるので、子供の学習が終わったら別の端末から履歴を確認することも可。
また、先述のすららコーチに頼んだ場合を除いても、親が学習計画を立ててやるべき単元を促すこともできます。
もちろん、学習計画の進捗状況やそれぞれの単元の学習履歴(回数)、終了までにかかった時間、ドリルの正誤率や間違えた問題を見直すことも簡単に出来ます。
ドリルの問題は、毎回同じ問題が出るわけではないようなので、本人が計画通りに取り組んでさえいれば、理解度も一目瞭然です。
すららwithコースケの日常
そして、前述のすンばらしいシステムを、コースケがどのように活用していたかというと、、
基本的には本人のペースにゆだねつつ、いくつか私と決めごとをしました。
まず、最初は
そして途中からは
開始当初に、すららコーチに苦手箇所をお伝えして学習計画を組んでいただいたのですが、コースケは全くそれに手をつけず‥‥
本人に理由を聞くと「順路の始めから順番にやっていきたい」とのこと…これをすららコーチに伝えたところ「本人の意向を尊重しましょう!」ということになったので、本人のやり方にまかせていました。
私も「一日1ユニットを順番にやっていけば、1ヶ月あればその苦手ゾーンに辿り着くだろう」なんて楽観していたんですねぇ・・・
実際に、ログイン履歴だけを確認すると毎日取り組んでいましたし、ユニットのクリア数も順調に増えていきました。
では、なぜ解約することになったのか、
コースケの何がすららに向いていなかったのか。
答えは次回↓に続きます。