毎日が号泣… コースケが小1だった時の様子【家庭内編】

漢字が苦手なコースケは、小学校1年生の頃が一番大変でした。

こんにちは、あさこです。コースケは、今週無事に(?)小学校3年生を修了しました。相変わらず漢字は全然覚えられませんが、最近ではやっと何かが吹っ切れたのか、3年生の終わりという小学校の折り返しにきて精神面は少し落ち着いています。ですが、実はこの度、コースケを学習障害の専門機関に診てもらうことにし、無事に予約をとることができました。その話は次回にするとして、ここまで来るのは本当に大変だったので、まず今日は、一年生の頃コースケがどういう状態だったのか、思い出しながら書いてみたいと思います。

まず今回は家庭内の様子を。家庭では、とにかく毎日が号泣と癇癪コースケの小1を語る時、シンプルにまとめると本人は「涙」「荒れる」、私は「疲弊」「ノイローゼ寸前」です。

「学校」という環境の中で、就学前までまったく文字に興味を示さなかったコースケがそれまでの6年で築いた自信、自己肯定がズタボロになり、崩れていくまでに時間はかかりませんでした。

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書字の宿題に泣く

コースケはとにかく「書き直し」が嫌いです。これは小3が終わった今でも変わりません。そんな中で、小1の時は書字の宿題で本人なりに一生懸命書いたつもりのものが、ほぼ、すべて、赤字で直され「やり直し」になって戻ってきていました。そしてこの頃は私も「なんとか書けるようにならないものか」と必死だったので、コースケにしてみれば、学校では先生に「これじゃダメ」と言われ、家では私に「こんなんじゃまた直しになるから書き直しなよ」と言われ、誰からも肯定されていない気分だったでしょう。毎日の書字の宿題は、「昨日の分がすべてやり直し」+「当日の分」という形が定番でした。

漢字が始まると同時に毎日荒れる

そんな状態で漢字が始まり、相変わらず毎回毎回全部赤字で直されやり直しだったある日、「…また全部直しだ…」と机に突っ伏して泣いて泣いて泣くコースケに「丁寧に書かないからだ」と言った私。「一度で良いから、ゆっくり、丁寧に書いてごらんよ、そしたらきっと直しじゃないと思うよ」と伝えたことがあったんです。そしてその日は本当に本人なりに丁寧に書きました。私も横で見ていました。

そして次の日。戻ってきたノートには…いつもと同じように、ほぼ全部に赤字が入っていました…。その時に見たコースケのショックな顔を、私は忘れることは無いでしょう。

「ほらー!やっぱり丁寧に書いても直しだった!昨日は丁寧に書いたのに…頑張って書いたのに…」

と、しばらく泣きわめき、「丁寧に書けば直しにならない」ということを分かって欲しくて提案した私も言葉を失う展開…。

その頃から、漢字の宿題のたび…と言っても2日に1回出るのですが、漢字の宿題に取り掛かる前に30分以上渋り、泣きわめき、時には漢字のノートを投げ捨てながら「漢字なんてこの世から無くなればいいんだー!!」と叫ぶようになります。そんな状態が小3の初めごろまで続きました。

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音読をやりたがらない

書字の宿題と共に私を困らせたのが「音読」です。やっと漢字の書き取りを終わらせて後は音読が終われば宿題終わり、という、本来ならば3分もあれば終わるものです。特に小1の音読なんてページ数は見開き1~2ページほどですしね。ところが、この音読を始めるまでにまた延々と泣くんです…。

そして、やっと読み始めても、もちろんのこと(?)スラスラ読めるはずもなく、トビトビだったり、勝手読みだったり。特にコースケは文の最後を勝手に変えるクセ(?)がありました。

私自身、聞いていて間違いにはすぐ気づきますが、間違いを指摘される事に過剰反応するコースケなので指摘したらまた癇癪を起すし、でも音読するからにはちゃんと読ませなくてはと思う親心もあり、毎回腫れものを触るように指摘しなくてはならず、たった見開き1ページの音読をやろうと促してから、すべて終了するまで結構な時間がかかり、一日で一番の疲労感。

また、「音読カード」には「よくできた」「できた」「もう少し」みたいな項目があって、それを「この項目は…『もう少し』かな」なんて言おうものならここからまた大号泣…(だって『間違えずに読めた』は絶対に『よくできた』には出来ない、バレバレだし…白目)だからといって「それならもう1回読む?」と聞いても「絶対に嫌だ」の大号泣…(白目)

新しい話になる度に泣き崩れる

それから、私を驚かせ『やはりこの子は読み書き障害じゃないだろうか…』と思わせた出来事の一つが、音読が新しい話に代わった時です。音読って一週間もすれば次の話に変わりますよね。この時、コースケは毎回泣いていました。

「また新しい話になった…。この間の話、やっっと、やっっと、読めるようになったのに。なんで…。なんで…。」と。

横で見ている私でさえ『一体何がそんなにツラいのか、お願いだから教えてください…』と思っていたので、これを読んでいる方は、おそらく全く想像できないと思いますが、音読の話が新しくなるだけで、本当に、目を真っ赤にして、おいおい、おいおい、泣くんです。

そして学校に相談することに…

と、まぁ、文字にしてみるとただ「書字で荒れる」「音読で泣く」の二つなのですが、それはそれは、きっつい時間でした。私一人では手に負えなくなり、学校に相談・その他諸々の行動に出ます。その話は【家庭外編】で。

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