ちっちゃい「つ」、伸ばし棒「ー」はどこへ?促音・長音が認識できない

こんにちは。あさこです。
漢字が苦手なコースケですが、実は漢字と同じくらい苦手なのが促音です。

促音というのは、たとえば「きって」の中にある「っ」のことで、ディスレクシア読み書き障害の子のよく見られる特徴一つに

特殊音節「促音・長音・拗音」が認識できない

として、とりあげられることが多く、幼児期からコースケにディスレクシア読み書き障害を疑っていた私が、就学後にさらに確信を深めるきっかけになったものでもあります。(※でも診断はもらっていませんその後、書字障害の診断がつきました。

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意識しないと促音「っ」が入らない

一口にディスレクシア読み書き障害と言ってもその症状の現れ方は十人十色、千差万別、唯一無二(?)ということで、グレーゾーン児のコースケの場合、特殊音節の中でも「きゃ」「きゅ」「きょ」などの拗音は比較的正解率が高く、長音「ー」は5割程度というところなのですが、とにかく促音「っ」が入りません。

しかし、4ヶ月ほど通っているリタリコジュニアでも毎回特殊音節の訓練をしてくださり、100%とまではいかなくても少しずつ「っ」が入るようになってきた、と夫婦で喜んでいたのですが、昨日リタリコジュニアの先生から衝撃のお言葉が。

コースケ君なんですが、やはり促音がよくわかっていないかもしれません…。

レッスンでは『今から特殊音節をやる』と言ったあとに集中してやっているので、“きっとどこかに入るはず”なのは意識しているようで、3文字以下の単語くらいなら正確な位置に入れられるんですけれども、

“ポテトチップス”など4文字以上の単語になったり、2か所以上“っ”が入る単語になると途端に単語を完成させられなくなるんです。

…なるほど。

さらに、特殊音節のレッスン以外で文章を作ったりすると“っ”が抜けていることが多くて、一緒に読み返しても長音は気づくことが多いんですけど、促音は気づけないことが多いんですよね…。

…な、なるほどぉ、、

あとは、間違える恐怖からなのか、入れなきゃ入れなきゃと思ううちに、促音が入らない単語にまで入れることもチラホラ…。

耳からの音では定着しにくいかもしれないので、視覚的に単語を記憶していく方向のほうが良いかもしれないと思い始めています。

うーん…なるほど…。

つまり、「根本的には理解していない。やはり意識を集中しないと入れられない」ということのようです。

悩ましい…。

でも気を抜くと「っ」が入らなくなるのに、最近日常で文を起こす時には「っ」が入る率が上がってきているということは、

本人は常に一生懸命「どこかに“っ”が入るかもしれない」と悩んでいるということなのでしょうね。。。

母、涙出そう…。(笑)

ただ、根本的に理解していないとなると、促音もやはり完全クリアは至難の業なのかも…と不安になってきました…。

リタリコジュニアの先生は、「視覚からの方式に変換するかも」とのことなので、そこはもちろん信頼しておまかせしてみることにします。

やはり素人ではたどり着けない分析結果が戻って、すぐに対応してくださるのはありがたいです。

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でも、家庭で取り組んでいたことが無駄ではなかった

昨日のリタリコジュニアの先生との会話で、もう一つ「母、涙出そう…」なことがありました。

今日、“外”という字を書く時に“そとにタトう”と言いながら書いていたので“それなに?”と聞くと“こうやって覚えるといいよ、ってお母さんが教えてくれた”って言ってましたよ。

というエピソードを聞かされました。

…なんてこった…。

実はリタリコジュニアに通い始める前、私が漢字を分解したカードを作ったのですが、その中の一つだったんです。そのことを伝えると

これまでも、漢字を書く時になにか呪文みたいなものを唱えながら書くので聞いてみたら、“お母さんが教えてくれた”って。

よく言っていますよ。

てっきり、私の親切の押し売りで、本人にとっては有難迷惑なのかと思っていたのですが…意外に効果を感じてくれていたんですね。

また再開しようと思いました…。

もしかしたらコースケは「作ってくれなくなった」と思っていたのかもしれません…。

ごめんよ、コースケ。(でも手書きは疲れたので今度はデータで作ろうと画策中…)

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