漢字が苦手なコースケは、小学1年生と2年生の時がとにかく本当に大変でした。
こんにちは。そうであってほしい、ピークを越えたと信じたい、あさこです。
進級して1ヶ月と少し経ちましたので、今回は忘れないうちに2年生の時のことを時系列で振り返り、記録に残したいと思います。長くなったので【前編】・【後編】に分けます。
コースケの小学2年生月表4月~7月
4月…スクールカウンセラーさんとWISC-IVの事前面談
1年生になってから悩みに悩み、12月にはスクールカウンセラーさんと面談し、ひーさんとの考え方の違いに悩み、発達性ディスレクシア疑惑なのにWISC-IVを受ける意味があるのか、また悩み、、1年生の3月にやっとWISC-IVを受けることを決めました。そして4月にスクールカウンセラーさんとWISC-IVの事前面談をし、検査機関に送る書類を作ってもらいました。
この頃はまだ、漢字の宿題の度に癇癪を起しつつも、漢字テストでもなんとなく正解になる文字が多かったことと、「おそらくWISC-IVを受けるのは6月上旬になると思う」と言われたことで、「まだ間に合う」と思っていた私は「一学期中に結果が出るなら、夏休みを丸ごと今後の対策を考える期間にしよう」と思ったのでした。
6月…WISC-IVについて何も連絡がこない
「6月に受けることになる」と言われていたのに、6月になってもWISC-IVの日程など、学校から何も連絡がないまま6月が過ぎていきます。
7月①…WISC-IVが9月に延期
「連絡がないな?」と思っているうちにあっという間に7月。やっと連絡が来たと思ったら、試験担当機関との事前面談が7月末、コースケがWISC-IVを受けるのが最速で9月の中旬、と言われます。聞けば、学校が作成してくれた書類に不備があり、一度戻ってきていたらしく、大幅に遅れてしまったとのこと。夏休みに対策をしようと思っていた私は、焦り始めます。
7月②…漢字50問テストで16点+ほぼ白紙
それとほぼ同じ頃、コースケが1問2点の漢字50問テストで16点(8問正解)を持って帰って来ます。8問正解というのも驚きでしたが、何よりも他がほぼ全て「空欄」だったこと、コースケが「なにも思い出せなかった」と言ったことに衝撃を受けます。私は、「ヤバい…ついにキタのかもしれない…」と、夏休みまでにWISC-IVの結果が出ないこと、夏休みに対策が出来ないことにさらに焦りを募らせます。
7月③…母、千葉リョウコさんの『うちの子は字が書けない』を読む
そしてそして、またこのテスト事件と数日違いで、私は千葉リョウコさんの『うちの子は字が書けない(発達性読み書き障害の息子がいます)』という本の存在をネットで知ります。しかも、発売が3日後。迷わずAmazonで予約購入しました。そして、届いてすぐに読破し「WISC-IVの結果を悠長に待っている場合ではない」「早く何か行動しなくては」と出来ることを考えます。
7月④…専門機関に問い合わせるも、ことごとく玉砕
ひとまず、学校経由でWISC-IVを受けることが決まっていても、同時進行で診てもらえないかと、発達性ディスレクシアの専門機関に問い合わせるも、待機の人数が多すぎるということで断られ、そこから紹介された医療機関も同じ理由で新規受付を停止していると言われ、、結局専門機関で診てもらうどころか、受付さえしてもらえない現実に落胆します。
ただ、この時に「発達性ディスレクシア疑惑でWISC-IVを受ける意味があるのか」と悩んでいた私に、専門家の方が「WISC-IVを受けることが無駄ではない」と、その意味を簡潔に教えてくださったので、問い合わせたこと自体は無駄にはなりませんでした。
7月⑤…試験担当機関と面談
7月末にやっと、WISC-IVの試験担当機関と面談し、説明を受けます。ここでもやはり「WISC-IVは発達の凸凹を見る検査なので、これを受けても発達性ディスレクシアかどうかの答えは出ない」ということを念押しされます。が、上記のように専門家の方がその意味を教えてくださったので、そのまま受けることにします。
1学期だけで前編が終わってしまいましたが、いま思えば、この小学2年生の7月に色んなことが起こりました。特に漢字テストと千葉リョウコさんの著書『うちの子は字が書けない』に出会ったタイミングが重なったことにある種の運命的なものを感じます。【後編】に続きます。
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